保険診療委員会報告

(1)委員構成

委 員 長 山口 俊晴 (副会長)
副委員長 橋口陽二郎 (幹事,編集委員会副委員長)
  〃 比企 直樹 (幹事,支部委員会副委員長,広報委員会委員)
委   員 葦沢 龍人 (東京都健康長寿医療センター消化器・内視鏡内科)
  〃 石田 秀行 (埼玉医科大学総合医療センター消化管外科・一般外科)
  〃 衛藤  謙 (東京慈恵会医科大学外科)
  〃 岡島 正純 (支部委員会委員)
  〃 河野恵美子 (大阪医科薬科大学一般・消化器外科)
  〃 榊原  敬 (幹事,役員等選考委員会委員)
  〃 諏訪 勝仁 (東京慈恵会医科大学外科)
  〃 瀬下 明良 (牛久愛和総合病院)
  〃 鍋谷 圭宏 (編集委員会委員)
  〃 野木 裕子 (東京慈恵会医科大学外科)
  〃 矢野 文章 (東京慈恵会医科大学外科)
  〃 弓場 健義 (大阪府支部長)
顧   問 矢永 勝彦 (国際医療福祉大学大学院)
計16名(五十音順)

(2)委員会の開催

2023(令和5)年第4回:2023年11月28日,2024(令和6)年第1回:1月23日,第2回:2月26日,第3回:6月18日,第4回:7月2日,第5回:8月6日,第6回:9月24日,第7回:10月29日の日程で保険診療委員会をハイブリッド形式(学会事務局会議室+Web)にて開催した.
保険診療委員会と都道府県支部との懇談会を2024年8月27日にオンライン形式にて開催した.

(3)副委員長の委嘱

橋口陽二郎先生,比企直樹先生が,2023年11月28日付で会長より副委員長を委嘱された.

(4)令和8年度診療報酬改定に向けての過程

令和6年
  1. 3月:改定要望項目の本保険診療委員会への提出依頼(保険診療委員,支部など)
  2. 5月31日:改定要望項目の本保険診療委員会への提出締切
  3. 6月18日:改定要望項目のアンケート結果集計と他学会からの共同提案の検討
  4. 7月2日:改定要望項目の評価
  5. 8月6日:改定要望項目の評価と必要な調査項目の検討
  6. 8月27日:都道府県支部とのオンライン会議
  7. 9月24日:改定要望項目の確認及び要望書作成担当者決定
  8. 9月30日:外保連に改定要望項目事前アンケート提出
(今後の予定)
令和7年
  1. 2月:第1回外保連実務委員会で担当学会決定
  2. 3月上旬:外保連より要望書作成依頼
  3. 3月下旬:外保連への要望書提出締切
  4. 5月下旬:外保連総会にて承認
  5. 6月上旬:厚生労働省へ要望書を持参し陳情に伺う
  6. 7月~8月:厚生労働省によるヒアリング

(5)外保連試案及び医療実態調査について

従来,本会が主担当学会であった外保連手術術式の一部について,主担当学会変更をそれぞれの分野の専門学会に提案し了承された.
外保連医療実態調査に関しては,専門学会に調査依頼予定とした.

(6)令和8年度診療報酬改定要望項目について

外保連に下記要望項目を提出した.

新設
手術部位感染対策加算(手術部位感染対策加算:対象を大腸手術に限定)日本外科感染症学会と共同提案
改定
  1. ①「休日・深夜・時間外加算」の施設毎の要件緩和(順位1)
  2. ②通則14(複数手術)の改正:複数手術の場合,従たる手術が50%支払われていることに対して,50%を80%に改正する(順位2)
  3. ③在宅経肛門的自己洗腸指導管理料(C119:800点)適用拡大、日本大腸肛門病学会と共同提案(順位3)
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