投稿規定改訂のお知らせ
2022.12.06
会員向け
2022年12月
会員各位
日本臨床外科学会
編集委員会
委員長 宇田川 晴司
投稿規定改訂のお知らせ
2022年12月より,『日本臨床外科学会雑誌』の投稿規定が一部改訂されます.
本学会誌では第83巻12号巻末より掲載します.以下に改訂概要および改訂内容を示します.
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改訂概要
投稿規定の変更(追加)について
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この度、日本臨床外科学会雑誌の投稿規定の「II.投稿上の注意」に次の1項を追加することとしました。
「症例報告においては、病歴に関する記述の少なくとも1点で、症例を扱った時期を年と月まで明記する。年月の明記のない場合、当該論文報告の意義に照らして、それが許容できるか否かを委員会で検討し、判断する。」
この規定は、これまで編集委員会内で内規とされていたものを明文化したものです。その目的は、報告症例の経験時点での背景となる医学・医療体制をふまえた理解を可能とすることと、後の研究で症例報告の集計をする際などに、症例間の異同を明確にして、重複や脱落を防ぐことにあります。
昨今、個人情報保護に関する扱いの厳格化の流れの中で、施設によってはこのような記載を避ける方針を取っているところもあるかもしれませんが、本編集委員会は、医学雑誌としてこのような記載形式を取るのは必要なことであると判断します。著者が、この判断に沿えないと考える場合は個別に相談をして、双方の目的とするところを実現できる表現方法を検討します。
- II.投稿上の注意
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( 中 略 )
- 12.統計処理を行った時は,統計学的検定法と有意差水準を明記する.
- 13. 症例報告においては、病歴に関する記述の少なくとも1点で、症例を扱った時期を年と月まで明記する。年月の明記のない場合、当該論文報告の意義に照らして、それが許容できるか否かを委員会で検討し、判断する。
- 14. 謝辞は結語の後に付ける.
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