投稿規定改訂のお知らせ

2022.08.16

2022年8月

会員各位

日本臨床外科学会
編集委員会
委員長 宇田川 晴司

投稿規定改訂のお知らせ

 2022年8月より,『日本臨床外科学会雑誌』の投稿規定が一部改訂されます.
本学会誌では第83巻8号巻末より掲載します.以下に改訂概要および改訂内容を示します.

 

  • 改訂概要

  • 1.論文種別「特別寄稿(投稿)」の新設
  • 従来,「特別寄稿」は(依頼)のみであったが,これに新たに(投稿)を設けることとした.投稿方法は,改定後投稿規定の「III.原稿の送付」参照.(通常投稿で使用している査読システムScholarOne Manuscriptsは使用しない.)
  •  
  • 2.「VIII.本誌既掲載論文の英文雑誌等への投稿」の一部内容の削除,集約
  • 従来(現行)の「VIII.本誌既掲載論文の英文雑誌等への投稿」の『外科学雑誌における論文の投稿ならびに出版に関する合意文書-二重投稿ならびに不正投稿防止のためのガイドライン-』が現在も有効であるかは定かでなく,時代の趨勢に応じて以前に改訂した「IX.本誌における論文重投稿・掲載,模倣等の判断とそれへの対応ならびに罰則」の「(A)1.重投稿・掲載の判断」の中に記載したICMJEの条項と矛盾する点があるため,これらの内容を一部削除,集約し,新たなVIIIとした.

 

改訂内容(投稿規定より抜粋)

  • 改 訂 前
    Ⅰ.総則

  • 3.投稿原稿の種別は,原著,臨床経験,症例報告およびLetters to the Editorとする.このほか綜説, 特別寄稿(依頼)を設ける.
下向き矢印
  • 改 訂 後

  • 【現行と入れ替え】
    Ⅰ.総則

  • 3.原稿の種別は,一般投稿論文として,原著,臨床経験,症例報告およびLetters to the Editorを設ける.このほか綜説(依頼),特別寄稿(依頼および投稿)を設ける.

 

 

  • 改 訂 前

  • III.原稿の送付

  •  論文の投稿は,電子投稿システム「ScholarOne Manuscripts™」(以下「S1M」という)で行う.
    綜説,特別寄稿は別途示される編集委員会よりの指示に従う.
下向き矢印
  • 改 訂 後

  • 【現行と入れ替え】
    III.原稿の送付

  •  一般投稿論文の投稿は,電子投稿システム「ScholarOne Manuscripts™」(以下「S1M」という)で行う.綜説,特別寄稿(依頼)は別途示される編集委員会よりの指示に従う.特別寄稿(投稿)は著者が編集委員会宛に投稿の旨を通知し,編集委員会が受領,掲載の意義についての審議を行う.意義が認められた場合,編集委員会より追って指示がされるので,その指示に従い,査読を受ける.
  •  
  • 【新設】

  • VI.投著者の負担する費用

  • 6.依頼論文は掲載料を無料とし,特別寄稿(投稿)については,原著に準じた掲載料を著者が負担する.

 

 

  • 改 訂 前

  • VII.論文種別と原稿枚数

    論文 論文
    種別
    合計枚数
    (800字/枚)
    表・図の点数
    (その他4.参照)
    索引
    用語
    著者数 その他
    投稿論文 原 著 25枚前後 20点以内 5個以内 12

    1.A4判に800字詰(32文字×25行,12ポイント)横書きとする.

    2.題名の上に原著,臨床経験,症例報告などの種別を明記する.

    3.抄録は和文400字,英文200語以内とする.

    4.表・図1点を原稿用紙1/2枚と見做す.

    5.著者(共著者も含む)は本学会会員に限る.ただし,病理,画像などの診断医(2名以内)はこの限りでない.

    臨床経験 10枚前後 10点以内 3個以内 6
    症例報告 10枚前後 10点以内 3個以内 6
    依頼論文 綜 説

    別途規定あり.

    依頼時に指定.

    会員の外科臨床実践に資する内容で,編集委員会が掲載意義を認めたもの.
    特別寄稿

    1.一般学術論文以外で特に編集委員会が掲載意義を認めたもの.

    2.主に総会特別企画等のテーマより,編集委員会が選定し,司会者に内容の総括の執筆を依頼する.

    Letters to
    the
    Editor
    2枚以内 なし なし 1

    1.抄録,索引用語は不要.

    2.文献を付ける場合は3篇以内.

    3.別冊は作成しない.

    4.著者は1名.

    下向き矢印

    改 訂 後

    論文 論文
    種別
    合計枚数
    (800字/枚)
    表・図の点数
    (その他4.参照)
    索引
    用語
    著者数 その他
    一般
    投稿論文
    原 著 25枚前後 20点以内 5個以内 12

    1.A4判に800字詰(32文字×25行,12ポイント)横書きとする.

    2.題名の上に原著,臨床経験,症例報告などの種別を明記する.

    3.抄録は和文400字,英文200語以内とする.

    4.表・図1 点を原稿用紙1/2枚と見做す.

    5.著者(共著者も含む)は本学会会員に限る.ただし,論文内容に具体的に関わった病理・画像などの診断医,医師以外の医療系専門職者等の合計2名に限り,非学会員を共著者とすることができる.

    臨床経験 10枚前後 10点以内 3個以内 6
    症例報告 10枚前後 10点以内 3個以内 6
    Letters
    to the
    Editor
    2枚以内 なし なし 1

    1.抄録,索引用語は不要.

    2.文献を付ける場合は3篇以内.

    3.別冊は作成しない.

    4.著者は1名

    依頼論文 綜 説

    別途規定あり.

    依頼時に指定.

    会員の外科臨床実践に資する内容で,編集委員会が掲載意義を認めたもの.
    特別寄稿
    (依頼)

    1.一般学術論文以外で特に編集委員会が掲載意義を認めたもの.

    2.主に総会特別企画等のテーマより,編集委員会が選定し,司会者に内容の総括の執筆を依頼する.

    投稿論文 特別寄稿
    (投稿)
    原著に準ずる. 一般投稿論文以外で特に編集委員会が掲載意義を認めたもの.

    改訂前のVIII の内容を削除し,IXの記述に補足をして新たなVIIIとする.

     

    • 削除部分(改訂前)
      VIII.本誌既掲載論文の英文雑誌等への投稿

    • 1.本誌掲載済み論文を英語論文に書き換えて英文雑誌に投稿する場合,一定の条件を満たした場合のみ二重投稿とは見做されない.
      なお,既に外国語雑誌に掲載されている論文を和文に書き換えて本誌に投稿した場合は,二重投稿と見做される.
    • 2.条件の要点を示す.

      ①投稿先にできる英文雑誌は,20の学術誌である(3.参照).

      ②著者は事前に本誌編集委員会から英文雑誌へ投稿することの許可を得る.

      ③英文論文に,論文内容が既に日本臨床外科学会雑誌に和文で掲載されたものであることを明記し,日本臨床外科学会雑誌に既に掲載されているその論文を参考文献として引用する.

    • 3.投稿できる英文雑誌等,条件の詳細は本誌,2001年62巻6号,1359-1361頁に掲載された「外科学雑誌における論文の投稿ならびに出版に関する合意文書-二重投稿ならびに不正投稿防止のためのガイドライン-」著者:出月康夫編集委員長(当時)に示されている.
    下向き矢印
    • 改 訂 後

    • VIII.本誌における論文重投稿・掲載,模倣等の判断とそれへの対応ならびに罰則

      (A)重投稿・掲載

    • 1.重投稿・掲載の判断
      重投稿・掲載の判断は,ICMJE(International Committee of Medical Journal Editors)の提示するOverlapping Publications の項を基本として,本誌編集委員会においてなされる.なお,重投稿・掲載の判断は著者の所属施設や論文の内容から総合的にくだされるものであって,筆頭著者の異・同にかかわらない.
      ただし,本誌への掲載論文と同じ内容の論文(他言語を含む)の作成を意図する場合,その目的が妥当であり,新たな論文がAcceptable Secondary Publicationの項に示される判断基準に照らしてこれに適合していると判断される場合には,Secondary Publicationとして発表することを許容し,重投稿とは見做さない.なお,業績として認められるのは,いずれか一方の論文のみである.Acceptable Secondary Publicationの条件の要約を以下に示す.

      もととなる雑誌,新たな投稿先である雑誌両方の編集者の同意を得ること.

      初版の優先権を尊重するため2 つの論文の間に両編集者および著者の合意する,しかるべき時間経過が確保されていること.

      両誌の対象となる読者が異なっていること.

      新たな論文の著者,データ,解析内容が,正確にもととなる論文と同一であること.

      新たな論文中に読者,編集者,査読者に明快にわかる形で Secondary Publicationであることが記され,もととなる論文が引用されていること.

      新たな論文のタイトルに,Secondary Publicationである旨を明記すること.

    • 2.以下は,改訂前のIX(A)2.以下と同じ

     

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